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タンパク質・酵素の立体構造の決定

当研究室では、タンパク質(卵白タンパク質、種子タンパク質、レクチンなど)や酵素(アミラーゼ、プルラナーゼ、多糖リアーゼなど)の立体構造をX線結晶構造解析法によって決定しています。

ここではその例として、プルラナーゼとオボトランスフェリンの構造を紹介します。

Pullulanase

プルラナーゼの構造

この図は微生物プルラナーゼの構造で、5個のドメインから成っているのがわかります。

Ovotransferrin

オボトランスフェリンの鉄周辺の電子密度

オボトランスフェリン等については水素原子の位置を明らかにするため、高分解能X線回折と中性子線回折に挑戦しています。

この図は0.88Å分解能でのオボトランスフェリンの鉄周辺の電子密度を示したものです。